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鉄コンよろしく冬はやたらと差し込んでくる。薄着だった所為か。
言葉が悪いかもしれないけれど、ふと、『そういえば隣に誰かいたような気がする』そんで『ふたりで歩いていたような気がする』と、思ってしまった。いやなに、風化したり、忘れてしまったわけではないのよ。ただ無防備だとこうも差し込まれてしまうのかっていう話なのですよ。
ここんとこ数年で一番寒い冬になってしまいました。早く帰ってきて欲しいものです。
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キルケゴールだったか、絶望とは死に至る病であるとか。『だって病気なんだもの、死にたいはずないじゃない』って叫んだ時に、意識とは別に自殺を選んでしまう瞬間ってどんなんなんだろうと思った。音がそれの栄養になると言う。調律も音階も無視したその音にのみ打開策があるということ。ってなポイントには強く引かれた。監督はチープに仕上げたかったに違いない。じゃなきゃちょっと厳し過ぎる。あとエモり過ぎて少しクドい。