アリア

せめて少ししかない甲斐性ぐらいは見させておくれよ。吐露するよ。

状況がこじれたのは自分が原因で。それを理解出来ないと言って。我慢して。どこかに光明が出ると信じて。待って。少し諦めた。僕は近いうちに死ぬのだろうかというライフスケジュールで生きていた。もしそれが違うのならば。もっと豊かな生活があるのであれば。僕は旅がしたかった。

僕は旅がしたかった。

僕は旅がしたかった。知らないものを見るのが知るのが聴くのが肌に触るのが好きだった。今後ソレは生活に出るのであろ、と思っていた。

知るのが怖いと言うのであればそれはもう、遠く、であるよ。僕の夢が全て過去形になってしまう。夢を享受共有出来ないのではなかろか。

こじれた関係も僕が勝手に修復してたのかもしれないけど、相手も相手で頑張ってたのかも知れない。けどね何もかもそれは伝えようとしないと伝わらないの。分かってもらえなくても良いから耐えて何とかなるものなんてそんなに多く無いのよ。寝て起きてなくならそれでいいけど、僕は無くならないから。不信不遜疑惑はほっとけばどんどん大きくなるよ。

もう辛いよ。