相手のことをよく知らないからなのかもしれないけれど『こいつの作ったものはつまらんなぁ』と思うことがある。自分の中での相手の認知度が似ていて、違う人の作品だと『あー面白い』と良い刺激を受けることもある。この違いってやっぱり生み出されたものの力そのものなんでしょうか。そうなると自分が生み出してきたものってなんなんでしょうかね。伝わらんでもいーし、とか考えて逃げることもあるけど本当は自分であんまり納得しきれてないのが正直なところ。以前知り合いに表現と表出はまったく違うもんですよ、と言われて、自分は表出しかしていなかったのかー、と思ったことがあったけれど今はそれすらも出来てない。とゆーか昔はその表出していたものが漠然としていたからそう思えていたのであって、今はその弾となるものが昔よりかは幾らか噛み砕かれた状態にあると思うんです。噛み砕かれてバラバラになってそのなかで何が残るかを選別してるんだろうなと。多分。そこにもしかしたら何も無いんじゃないかとか考えると少し不安になるけれど。ボロボロだけどまだ銃はあるわけだし、そこに込める弾丸をもう少し選んでいきたいと思うわけです。つーわけでもっともっと細分化しなきゃいけないのね。ぶち当たってぶち当たって。今考えている予定では自分がクソみたいな余裕をもって自分の作品として出せるのは限られているんですよ時間的に。いつかは再開するかもしれないけれど。だから来年一年間は大切にしたいと思うわけです。

もーすぐ学校が始まってしまうわけで、その準備やら何やらで来週はとても忙しく。週末には地元から友達が来るし、たぶん撮影もあるし、授業で山岳信仰の体験旅行みたいのもあるしで。忙しいなぁと思う反面、やっぱりどこかスパイスが足りない。どっかに行きたい。ずーとふらふら色んなとこに行けれたら良いのにとか小学生みたいなことを考えてしまう。思い返せば思い返すほど一人旅がいかに刺激的だったのかとなんであれ出来なかったのかといったような後悔が積もる。ここにある今この環境では似たようなスパイスは無いのかしら、と無駄に生活を複雑にしてしまいたい葛藤も出てくる。とはいえそんなことをする余裕はあっても時間が無いのでどうにもなりませんが。どこかに書いた行動力は充電完了したみたいなので今度は手段を考えていくべきなのですね。

今日もまた現像三昧。昨日よりも低めの温度でほんの少しだけ短めに現像。思った以上にコントラストが薄くてなえる。が、いつも適だと思っていたコントラストがプリントしてみると意外にコントラスト高過ぎたことが多い為、もしかしたら狙っていたようなコントラストが出たのかもしれない。少し期待したいところ。明日は撮影。帰国後一発目。なぜかまだ奈良。(昨日の撮影があったならそこは大阪でした)遠いなぁ朝早いなぁ。7時に起きたいのにまだ起きてるってどうなの。次遅刻したらいよいよ辞表を出さなきゃいけないかもしれない。うーん。ただ少し楽しみだ。