気が付けば22歳。昨日は僕の誕生日でした。前日の22日は他の部の代表らと一緒に飲んで少しだけ祝って頂きました。昨日は新人展の打ち上げで同回やら下回やらから祝って頂きました。他にも通り過ぎる友人や遠方の友人などからもメールとかで祝われました。感謝。自分で言うのも馬鹿げたことですが愛されてるのかもと思ってしまいました。感謝。感謝に見合う行動をしなきゃと考えるとまた少し息苦しくなります。
昨夜は打ち上げだったんだけどそれまでは相方と遊んでました。先週目星をつけた老舗臭い蕎麦屋は味はイマイチだったけれども情緒ある内装に少し感動。学生が行く店じゃねぇなぁとか思いつつそのような空気に弱い自分はそこに行ってしまったわけです。そのあと京都現代美術館まで行ってリブーを見てきました。ブレッソンやキャパとの交友もあったと聞いてやっぱりそうゆう匂いが感じられる作品が多く。バロックとかのそれとはまた全然違うものなのだけど、ドアノーやリブー固有のユーモアのある写真も僕は好きです。だけれどリブーと彼らとの違いのがキャプションにも書かれていたのだけど、リブーの写真にはよく分からない悲しみみたいなのが彼の写真に内包されているように感じました。ジョンローズのあの一枚はあまりにも有名だけれど、オリジナルプリントを前にして頭を廻る様々なことは、紙面やフライヤーにはない力を感じ得ませんでした。存在感があるのは前提で、それ以上に直接感覚に何かを呼びかける写真ってのは凄いですね。俺も頑張るぞと。
そのあとふらふらとカトレアに寄って休憩。先斗町をふらふら歩きながらまたラジオカフェで休憩。カボチャのチーズケーキを食べました。甘いもん食べるのってなんだか久し振り。で、そのあと搬出で打ち上げ。
打ち上げではほどほどに飲んで一次会終了。二次会に行こうとしたんだけど妙に悲しくなって。相方と話す時間があんまり無かったから二次会会場地球屋まで一緒に行こうとしたんだけどそこでまた喧嘩してしまって。自己批難やらなにやらがぐるぐる頭の中を駆け回って呆然としながら一人で地球屋まで歩く。地球屋はいって適当に飲んで適当に仲直りして帰宅。だけどもまだ少し疑問はふつふつと残っていたりする。自分が求めてるもんがほぼ確実に実現しないってのが分かってるから諦めるのも早いんだけど喧嘩するもの早い。結局噛み合わねえんだなあと。とはいえ離れるのも少し寂しい。そんなこんなでずっと続いていきそうです。良いのか悪いのかとかそゆよな判断も特には無いです。そんなもんなんだと思うようになりました。
今日は今日で思いつきでまた友人に車を走らせ将軍塚、貴船神社に行ってきました。寒い。怖い。車ん中でアホみたいに歌うのが好き。それを普通に無視してくれる友人が好き。考えてみれば部の中心を担う俺を含めた三人(俺以外女の子)は案外仲が良いみたい。特に入部当時から一緒に居るメンバーは何の疑いも持たないし失礼なことも平気で言えるような仲になってる。他の部の話を聞いてもそう上手くいってることは多くないみたいで、うちみたいな環境は珍しいーとかたまに言われる。本当に環境には恵まれてる。感謝。有難う。
自由ってなんだ!と漠然と叫ぶことは少なくなったけれどまた少し次元を無視したような世界に飛びたい気分。地面が無けりゃ天井も無いよな世界に突っ込まれたい、いや逆だ。むしろ天井も地面も壁もあって、全てが鉄で出来た自分ひとりのみが収納できるような空間に行きたい気分。ここも同じじゃないか、と考えるのだけど朝から晩まである時間をいつもと同じ様な道を通って、いつもと同じ時間を過ごし、夜になれば夜を否定し、気が付けば寝ているような生活、ああ確かに同じだと考えるのだけど、いつもとひとつだけ違う角を曲がって目的地に向かおうとか、そんなよーな選択肢もあるにも関わらず惰性で同じ道を通ってしまうこの世界は少し違う。選択肢なんかいらねーんだよ吐き捨てる。なんだか無駄に世界が広すぎるような気もする。ただ違うことを考え出すとすぐに世界は狭くなってしまう。難しいもんですね。

あー今みたいな中途半端な気持ちではなく全力で何かに抗って見たい気分だ。今夜も負け決定。