神の河

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [DVD]

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man [DVD]

個別の11人の前にちゃんと見ておくべきだった。攻殻シリーズの中で一番秀逸な話ではないかと思う。同時に入門的要素も含まれている。金字塔とも言える作品。バスキア、ステレオフューチャー、白痴に次ぐ第4番目のフェイバリット映画にノミネートされました。

誰がために [DVD]

誰がために [DVD]

キャストが豪華。音楽は矢野顕子が担当。存在感のあるBGM。終わりのはっきりしない映画が見たくて、これがレンタルされてるのを見て即借りる。写真館にすごく興味があったので尚更。眠っていた写真に対する意欲が再発。同時に池脇千鶴に対する慕情も改めて認識。『ジョゼと虎と魚たち』『今日の出来事』然り、少し旨味を持った青井優のようなその演技は自分のツボにマッチしすぎる。余談ですが小学校のときに好きだった女の子にどことなく似ているのです。

子供と親をターゲットにした作品としてはえぐいぐらい秀逸ではないかと。反則に近い。
ぼろぼろ泣いてしまう、が、抑揚がマイルドなので堪えることも出来そうだった。

星になった少年 スタンダード・エディション [DVD]

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柳楽の役所は監督が把握してやってんのか、なんでかあの手の役がはまってしまう。あの眼光の所為だろか。話の内容も結末も粗方分かっていたのにまたしてもぼろぼろ泣く。恐らく YOUや常磐貴子の演技によるものだとも思う。


何々がしたい!てな欲求が増えて来ているので列挙してみる。
・イメージを具現化したい(簡単に言うと写真が撮りたい)
・風車のあるところに行きたい。
・蛍を見ながら海に行きたい。キャンプしたい。
・67が欲しい。三脚も。バッグも。
若草山海遊館トロッコ列車の終着駅、に行きたい。


よくあることなのだけど、終わりがはっきりしない、明るく終わらない映画が見たいなと常々思っていて、誰がためにを発見したときは本当に嬉しかった。つい最近までみなみ会館で上映されていて、気にはなっていたけど見ること出来なくて。あとは『青い車』と『tokyo,sora』が見たい気分。映画を見てるとイメージがたくさん湧いて、色んな写真を撮りたくなってくる。画角が違うからなんとも言えないけど、瞬間のちからを信じたい。認識している以上に瞬間には力があるし、非現実的なのだけど結局はそれが真実になってしまうわけだし。

捕らぬ狸の皮算用的発想で自分の将来を考えてしまう。

あと、自分が非常に恵まれた環境で育った所為か、それが基本になってしまっていて自らが家族を形成することにあたって、自分が非常に理想的願望を持ち過ぎていることに気が付く。結構根強く残っているため、その手のことに無関心というか警戒し過ぎな自分がいる。どうしたもんだろう。今考えることではないか。

でも写真館て良いなぁ。素敵だなぁ。


追記;
今自分の手元にある写真の中で一番好きなのはふたつあって、それは香港で撮った巨大エスカレーターのものと彼女が照れ笑いをしたもののふたつ。エスカレータは見飽きた感もあるけどすぐ見れるところにはなく、照れ笑いは何故かいつも枕元にある。あーすればよかったこーすればよかったなんて思うことも多いんだけど、なぜか気になってしまう。凄く好きな作品なんだと思う。
その二枚をコニカミノルタのフォトコンに応募したんだけど結果や如何に。なんの返答も無いところを見るとすべってしまったのかしらねー…。