苛苛する

途絶えた関係が、自責の念や懺悔、諦感、愛憎を産む。春風にそれは風化せられ、その灰が憤りを再構築している。これもまた一過性のものであるのは自明のことではあるけれど、そのあとどうなるのかは分からない。雲散霧消するのだろか、それともまた何か良くも悪くも煩わしい想いに変容するのだろか。そうなるのであれば殊更憤りは募る一方で。


なんとか消化しないと体に悪い。とはいえその方法が見つからない。荒療治ならばいくらでもあるのだが。