怒りの1インチ

土日と東京に出向いた。

土曜日。
アドミュージアムに行ってきた。ここは一日過ごせるところだな。
夜は森山未来のヘドウィグを見て来た。見る前に映画で予習をした。あとでヘドウィグの事を書く。

日曜日。
特撮展に行ってきた。入場80分待ちて。人疲れした。けど内容は、特に今回の為に作った庵野さんの映画は文化の粋を集めたものと言って過言では無いと思う。ああいうもんでいいし、そういう勢いで良いと思った。全力でやるフィールドが今は少ないんだなって伝わった。僕はガメラのミニチュアがとても好きなので感動した。

ヘドウィグの話。
音楽が素晴らしかった。音楽の展開は昔のイエモンのようでいて、歌い手は吉井さんでなくボウイのようなゴツゴツした人だった。吉井さんはこういう風に出来ないなと思った。そこにコンプレックス感じたんじゃないかなと思うくらい昔のイエモンみたいな感じだった。それ以上にボウイであったわけなんだが。音楽が、すばらしかった。たぶん日本人であーゆーふーにグラム出来る人はたぶん居ないんだと思う。音楽が素晴らしかったけど、音楽だけ聞いて良しとなるかは疑問、というか情報が少ないような。ヘドウィグに込められたボーダーな話は音楽と歌詞が全て内包していると思う。内容が、というより音楽に裏付けられた演出が素晴らしかったと言うべきか。これはアルバム自体が小説である。小説というか戯曲だ。

ヘドウィグ森山の話。
兼ねてから森山未来さんスゲーて話は聞いていたけど確かに凄かった。ちゃんと役をおとして吐いている。おとすまでは出来ても吐く事はなかなか出来ないんじゃないの普通。爪の先までパワーを感じた。でもヘドウィグ、ミーツ、森山未来を見る人よりも森山未来を見に行った人の方が多かったような気もする。僕もそこまで森山未来とヘドウィグを重ね合わせてちゃんと見れたかどうかは疑問だけど。

ヘドウィグ大根の話。
イツハクに落ちるのかしら。しかし舞台設定。短絡的想像しか出来ない自分が腑に落ちなくて詳しい話を聞きたいなと思った。




どーでもいーけどエレグラいけるかどーか微妙になって来た。