人間の頭に電極埋め込んで盲目の人に光を与える、てな話が盛り込まれてた番組を見てた人が多いと思うけど、あれ見てかなり衝撃を受けてしまった。大きく分けてふたつある。ひとつは人間の頭に電極埋め込んで情報を送ることが可能である、というのが証明(されてたのかな、だいぶ前から)されたこと。視覚伝達、てな割と単純そうな分野だから出来たのかな。まてよ、本当にそれは単純なのかしらん。もし脳みそにこのような語りがけが色んな分野で可能になると本当にいつか頭ん中にHDとか搭載出来るんじゃないかなんて思ってしまう。とはいえ記憶を司る海馬てのがまだまだ未知のものだととかいう話を聞いたことあるし、俗に言う『考える』てな行為のなかではまだまだ処理出来ないんだろうなぁ。出来てしまったらそれはことだ。余裕があればそんな実験も受けてみたい。
もうひとつは見たものを認識するっていう行程の中で人間の手が加えられたこと、っていえば良いのかな。実際まだ自分のなかでこのことに対して深い解釈に至ってなくて、ただ漠然と凄いことしてるじゃないか、ってのがあって。でもその得れる視覚情報ってのは普段健常者が見ているそれとはかけ離れていて、売り出されたばっかのパソコンの画面みたいなものだった。与えられてる情報が少ないのか、それともそのパルスに馴れていないからそのように見えてしまうのか、どっちなのかっつー疑問。見ること、で得れる情報を処理して視覚として捕らえられている既存の情報、その行程が科学的に明らかにされたら、それを信じれば良いんだろか。よくいう、哲学なりそのようなものの考え方のなかで科学を混在させると成り立たなくなる、とか言われてるみたいだけど、ここまでくると信じてしまう。なんで信じてしまうのかってのはまだ考えられてないし、情報も少ないから分からないんだけども。とにかくこれは凄いことじゃないかと感じだのでした。

何が本当か分からんものだけど、しかし人間がニンゲンとして生きるには、本当に都合の良い、且つよくできたセカイなんだなー。過去に様々な人が考え、生活した上でなりたっている今の基盤てのは誰々の考えではなく多くの人が望み生まれたもの。多少不具合もあるけれど。今あるこの社会を成り立たせてる様々な事柄ってのは結局人間に立脚していながらも、新たにニンゲンてな具合のものが歩き易い道を作っていくんだね。過去の人はそれを試行錯誤しながら作って来たわけだし、それって本当に凄いことなんだなぁ。

眠いから寝ます。