3月9日

電話が鳴りまして少し話をしまして。

他愛も無い内容に安心するも声色は少し元気が無く、けども心配させてはいけないと虚勢を張ったような。普段言わないようなこともすんなり言えてしまう。実体のないイメージから漏れる虚像だ!と強がる事も出来たのだろうけど、電話を切った直後、そんな心の障壁を作る前に気が付けば泣いていた。

こんなことって今迄無かったなぁ。まいった、寂しいなぁ。
けどこー思える事は幸せなんだろうなぁ。

けども寂しいなぁ。誰にも補完出来ないだろうなぁ。
これもまた寂しいなぁ。けどこれもまた幸せなことなんだろうなぁ。

こんなこと、一歩外に出ればきっと家に帰る迄は忘れてしまうのだろうけども。