0709172606

溢れ出す光が固まりに成って落ちてくる。息苦しくなる。いつか見た光、なのは確かなのだけど、それが増えて、固まって、落ちてくる。角が尖っていて、刺さる。ぬかるみに身を潜めていようかと思う。時間の実感が無くなる。自分の時間ですら、うまいように動かせなくなる。遠ざかるコト、モノ。足下に目をやる、直視出来ない。見上げる、落ちてくる光。夢を見させるな。漠然と時間、漠然と光が埋める。細分化は出来ない。漠然と、それは落ちてくるし、包み込んでくる。ぬかるみにまだ足が浸かっている。泥なんてついていやしないのに、動かない足。


昼は空に目をやる。夜は足下にまで空が来ている。
遠くて良いのに。

夜に来るそれが本当か。時間に環境に適したものなのか。大き過ぎる。
硝子の壁を打ち破らなければならない。

〜ねばならない。

夢ばっかだ。