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ソル×3 端麗×3

⇒プレイリストa(夜の気分)
・『Blue Summer』 FISHMANS
・『頼りない天使』 FISHMANS
・『ナイトクルージング』 クラムボン
・『春風』 くるり
・『恒夫とジョゼ』 くるり
・『宝石』 タテタカコ
・『太陽』 タテタカコ
・『ワダツミの木』 元ちとせ


六畳に一畳程の棚と大きなアンプ、スピーカーを置いて、それでベッドも置いてしまったらやっぱり少し狭いな。丁度いい大きさのテーブルが欲しいな。円形のちゃぶ台は意外と高い。今朝、たぶん時速150kmを越える車両が九条通を走った筈。明らかに通常の暴走車とは音が違っていた。ホームスターが欲しいんだけど、遮光カーテンを張っても通りの明かりが入り込んで、空気を濁しそう。明かりを消してもここは明るい。なかなか真っ暗にはならない。


鏡がくすんでしまって、なんだかもう自分の姿は写らなくなってしまった。実際、それを目で見て確認していたわけではないんだけど、僕はきっとそれが自分だと、錯覚にしても、認識していた。だからここまでこれたんだと思う。光が無くなって、一時何も見えなくなって、明らかになってもう一度その鏡を覗いてみても、なかなか自分は見えなかった。ぼんやりと自分の輪郭を見出すことも困難だ。鏡としての機能を失ってしまった。姿を写さない鏡、それ自体に愛着はあるけれど、実用的では、無いな。

軽く二ヶ月、現場から離れていて、久しぶりに見てみると蒸し返すことは多く、その波に身体を預けてしまう。少し前まで抱いていた様々な想いが溢れ出す。今迄散々破り捨ててきたものが、これほど大きいとは。トラウマにすらなり得るでしょう。これ。信じる信じない口で言うのは簡単だけど、自分の中で根ざしたそれを真剣に認識するのは難しいな。時間と状況に有耶無耶にされてしまうから。こうなってみて初めて分かるんだな。こゆのって。今迄知らなんだ。あ、忘れていただけなのかもしれないけれど。

言語に懐疑的なのはそれにすがるのが怖いだけで、本当はそこに補完してもらいたいなんて考えている。浅ましい自分が嫌になるけれど、そこから逃げられない自分もまた居る。鏡。影で人を惹くようなような真似はもうごめんだ。

契約を乞う。ああ、馬鹿らしいな。3時半、あと2時間は自分の時間。