青い車

オーシャンズシリーズが大好きで、今日13を借りて来たのだけども、DVDが痛み過ぎてて全部再生出来ないっていう。こゆよな現象は何回もあったんだけど、好きなシリーズ、且つ新作期限で借りているから余計に腹が立って来て、明日、レンタル店にいっかい物申してみようかと思います。店員としては『なんて理不尽な』って思うこと受け合いなんでしょうけども、冷静に事実だけ述べ上げてみると、それこそ理不尽なんですよね。

レンタル専用のDVDをお金を払って借りて、でもそれが見れない。

て。
専用なのに。専ら用いるのに。恐らく大手なのでガイドラインなんかはしかれているとは思うのですが、物申さないと気が済まないのです、いい加減。
三分の一くらい見れたんですが、それでもやっぱりオーシャンズは面白そうでした。色んな意味で秀逸ね、あれは。


ほんでもってもういっこ借りたのがこれ。よーやっと見つけれました。やっと見れました。原作を読んでから随分と時間が経ってしまっているので最早原作が朧げな状態だったんですが。前半は少し興味を持てなくて、おもしろくないなーと捨ててしまおうかと思ったのですが、中盤から最後に至るあたりは興味が持てて、なんとか見切ることが出来ました。が、脚本を否定したい!のだけど、面白く無い!と言い切れるわけわけではなくて、むしろ映画全体を練って作っても良かったんじゃないかなぁと。撮影も照明もすごく良かったんだけど、なにかが足りない気がする、てのは監督の力量なのかしら。おそらくこの映画はもっと出来た筈、と言ってしまいたいような出来だったと僕は思います。青山真治石川寛のような仕上がりを期待してたんだけどな。ただ、宮崎あおいの使い方は、それなりに良かったと思います。

宮崎あおいとか青井優とかの話。

宮崎あおい、は中間色を自在に表現出来る存在であると言えます。グレーからブラックに落とすあの表情変化はなかなか真似出来ないでしょう。対して青井優はそれと比べてコントラストが激しく、人を強引に引っ張る力があるんだと思います。この両極に位置する(筈)の女優が、その生かし方、も無視されて、一極に括りながら話を進める人達が僕は許せないのです。生かし方ってものがあるでしょう。や、当人らも選ばなければいけないのだろうけども。わけのわからんドラマや映画に出て居なくなってしまう人ってたくさんいますよね。彼女らには本当に頑張って欲しいと思います。
例えば且つ恐らくですが、成海璃子は前回のドラマと今回のハチクロで暴落するんではないかなぁなんて思っています。だって絶対違うもん。ドラマ働きマン的な若干の巻き返しがあったら良いかもしれないけども。あれよりナローなターゲットを求めてるんじゃないですか。それは厳しいんじゃないかなぁ。壁は高いと思う。