ロッカペラ

キャンドルナイトの話。
エコだエコだと言ってキャンドルナイト運動てのがあるみたいですが、少し疑問。是正すべきはもっと違う所にあるんじゃないのかしら。百貨店とかホテルとか。電球に電気流してる時に二酸化炭素を排出している実感は確かにあんまり無いな。けど燃えてるもんをつらつら見てる時は酸素燃やして二酸化炭素出してんだなぁ、という風に思う。キャンドルに頼らなくてももっと効率の良い電気節約は出来るんじゃないかしら。エコだエコだと言ってそれを無闇に信じるのもどうかと思う。全日本国民がキャンドルナイトとかやってしまったらどうなるんだろう。本当に帳尻合うのだろか。エコに興味を持とう、という号令としてのそれならばちょっとばかし合点はいくのですが。
某県でコンビニの深夜営業を自粛するよう要請する通達があったとか。これもそう。利害が必ずしも同じ方向で見合ってないと思う。治安維持等の観点からもそう思う。某コンビニは流通の問題からもそれは逆効果になるだろうと分析しているようで。エコ、といえば正義である、というような風潮、間違っていると思う。もっと慎重に且つ効果的に出来る方法があると思う。広告としてその言葉を使ってしまうのは仕方が無いのかもしれないけれど、なんか、やっぱり腑に落ちない。とりあえず今はこう言っておけば良い、というような気持ちを感じないこともない。


タスポの話。
未成年の喫煙を減らす為に作ったこのシステムが自販機24時間稼働の大義を与えてしまった。喫煙者にしてみれば嬉しい限りなのだが。1箱1000円になる可能性もある、という話には概ね賛成。自分の喫煙依存に対して辟易しているとこもあるから。ただ、タスポが昨日として完全に成立するよりも前に自販機24時間稼働の方が実現するタイミングは早いだろうからどうなんだろうと。話戻って、タスポ制度を作るにあたって、自販機常時稼働の可能性は考えなかったんだろか。考えたうえでのそれだったのなら、ちょっとお粗末すぎやしないのかと。あ、成年者の喫煙依存度を上げて、それから税率を上げて収入を上げるのか、そうか。や、批判しているわけではなくて、もっと出来たと思うのです。偽造タスポで深夜にタバコを購入する輩はきっと増えるんじゃないかしら。より未成年者が買い易くなったのではないのかしら。



なんにせよ、目の前の問題に対しての答しか出さないからこうなるのかしらね。
いたちごっこを助長している様にしか見えない。
誰も損はしないだろけど、得にもならんね。残るのは個人の損じゃなく、全体的な損失だけなんじゃないかしら。