僕は旅にでて、彼女は夢を見る。そして人々は人生を謳歌する。

この前大阪に行った。杉本博司の展覧会を見る為に。それ以外はほぼグルメ旅行だった。美味しいものを沢山食べた。意外な所に美味しいものは沢山あった。飲む。とかとは違う感じ。手段に飛行機を使用。行きも帰りも、下降時にえもしれぬ痛み。鼻と目の間の方。眼科で検診を受けても大したことはないようで。『フクビコウエン』という病気の疑いが強いよう。耳鼻科にいかねばならんのらしいのだが、まだ行ってない。なんにせよ目でなくて良かった。

かえってきてバタバタ。色んなコトモノをまのあたりにし、自身の経験がまるで無駄でなかった事に気が付く。これはこれでこれからの自分に大きなアドバンテージになるんでないのかと思う程。環境や年齢が違い程同調する事も多いけれど、絶対的に相成れない事も普段よりも顕著に出る環境。人となりもあるが。学ぶ事が多い。

僕らは幸せである。それは間違いが無い。環境云々を言ったものではない。そう思えるから、幸せなのだ。逆に絶望も遭うだろう。がしかし、幸せなのには代わりは無いのだ。そう言える人が羨ましいというのはとても不便な事だ、幸せの基準が高過ぎる。


歌を歌い、酔い、踊れる。幸せな食卓がないかもしれないが、満足なごはんが食べれる。食べれなかったとしても、どこかしこで笑う事が出来る、笑おうとする。幸せなもんさ。出来ない事は無いんだもの。幸せなもんさ。

杉本博司の展覧会を見て、つくづくそう思った。考えて、喋る(表現)ことはとてもシンプルである。


























笑って泣いて輝いて彩って惑わして泣いて。後悔して信じて裏切られて、笑って笑って。諦めて、見て、笑って笑って、踊って。繰り返して繰り返して、何も無くならないし、無駄な経験が増えるだけさ、それを愛そう、笑おう。