なにがいるか
続夏休みの話。
父親とその知り合いと海釣りに行った。カサゴ釣り。初めての釣り。根魚なので何度も根がかりして、しかけが壊れ、重りをとられ。感覚も分からずに何度か餌も食われてしまう始末。ただ海底を探る様に釣るカサゴ釣りは初めての僕にはとても新鮮で、いかに潮流を読みながら海底をイメージする作業はとても楽しかった。どういう竿を使っていたのかすら今も分からないのだけど、当たりの来たときの感触は病み付きになる。釣りデビューにしてその世界に浸かりそうな勢い。金はかかるが楽しい遊び。次はカワハギだ!ちなみに釣りの日天気は素晴らしく良く、超絶軽装で挑んだ僕はソーラレイに近い日差しを浴びて日焼けなのか火傷なのか分からない程の肌の色になってしまいました。デコのあたりはすでにゴルビー化している。
最近見たもの。
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ぬるま湯のような環境はやっぱり居心地が良いのだけど、その先に何があるかわからんもんだね、考えることすらしていないと言って良い。『何事も経験だ』といって未知の領域に踏み込めるところは自分の強さとも言えるけど、その先に何があるか考えも無しに動いているのはやっぱり無謀だとも言える。それすらひっくるめて『経験だ』と僕は言うけど。言っているだけで、骨身に渡ってそれを糧にしている訳でも無い様子。
『意味や理由を考えるのは嫌い』と言う自分は半ばそこに執着している自分が居るから。関係も環境も考え無しに成り立っているようで、どこもかしこも実はかけがえの無いギアとなっている。なにかひとつはずれるだけで、全てが壊れてしまうような気がする。だから、なるべく計算出来るものだけで今の自分と環境を作れる様にあーだこーだ形成していて、やっぱりまるで先のことを考えていない。それで良いんだろうかと思う。良くは無いんだけど、これで幸せであると言える自分は用意出来ない気がする。やっぱりいつも他人への依存度は高い気がする。なんかもう、必要なのはそういうものじゃないような気がする。