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20050929 麒麟淡麗350ml×2 日本酒∞
- アーティスト: 中村一義,曽我部恵一,桑野聖ストリングス,沖山優司,KYON,高野寛,仲井戸“CHABO”麗市,加藤ジョー・ストリングス,名越由貴夫,細海魚,伊藤直樹
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1998/11/18
- メディア: CD
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秋の入り口はいつも不安定になる要素を内包しているみたい。いつだったか『9月〜11月は信じられないくらい不幸なことがおこる!』とか言ってたような。昔はそれが偶発的に起こっていたのだけど最近はそれが実は偶発的に起きていたわけではなくて少し自分の意識が介入していて、それが結果的に不幸であった、といえるような出来事を作り上げていたんだなぁと。それが果たして本当かどうか分からないけれど。以前よりも深く自分を疑うようになってしまっているのでそう考えてしまっているだけなのかもしれないけれどね。どう考えようと意識している面でしか自分は支配出来ないわけで、そう考えると今まで沸々と考え悩んでいたことがまったく意味がなくなってしまい、裸同然になってしまい、全然興味を持たなくなってしまった。それによって自分はなにか半身を失ったような感覚が意識下にあるような気がして、実生活が至極軽薄になってしまったように思える。これでよかったのかと昔の自分に問いかける。たぶん答えられないんだろうな。昔の俺も。今の俺も。
まぁまぁそれは少しおいといて不安定になってしまうこと。前よりも自分の抱えてるもんを世界に吐き出すようにはなったなと現実的に。なにか考えているもんを打ち明けるわけではなくて今この状況下にいる自分のシュプレヒコールをあげているってこと。他人に毒づき、思うことを言い、適当なところで持ち上げたり陥れたり。こーゆーときの自分の頭の回転お速さは自慢できるくらいだ。陥れてしまうこと、が多いんだね。そのあとの結果や行動が自分を締め付け、最後に不幸であった、てな具合の記憶を脳味噌に刷り込んでいるんだろうね。やっぱり原因は自分にあったと考えるのが妥当だな。
今この現状を打破したい!てな気概が専攻しすぎてあられもない行動に出てしまうんだ。自分をより他人の意識に刷り込むために日々考えていた自分が捕らえている他人の虚像を相手の目の前で展開しそこにスパイスを加え、そこから脱却するために鎮痛剤にもならない妙な解決策を伝授し、より自分の存在が濃かったように刷り込んでいく行動。鏡を増やしそこにうつる自分の姿をなるたけリアルに写すためによりビビットに姿が写りこむように計算し、それを自分が見つめ直し満足を得るこの過程。自分のなかで露呈されて幾分か経つこの手法はやっぱり両手を挙げて自慢できるもんでもなく、最近はその刃の切れ味は毀れる一方。それはそれですごくいいことなのだ。ゆくゆくはその刀を捨ててしまえればいいのだけど、まだその切れ味を求めてしまっている自分がいる。手法自体には反対の意を唱えるがそこに発生する結果はまだ自分の意識のなか大半はそれを求めているのが分かる。何か違う手法を考えないとまたひとつ自分は色を失い今以上に満足することが出来なくなるんだろうな。
なんでこんな自分にとって麻薬的な手法に走るかというと自分が計算(そして打算)している言動を順序良く並べると案外相手が思うようになってしまうことが多いからなんです。っても波長みたいのがあってそこにシンクロしないとこの阿呆みたいな魔法は効果が無いんですけど。その魔法みたいのにかかる範囲はここんとこすごく小さくなってきているけど。自分が少し屈折しながらも前向きになってるからそうなるんだろけど。しかし飽きないね。奥に潜めた刃、腐っても鯛なわけだ。それを振り翳すたびに自分は腐っていくのだけど。ね。馬鹿みたいね。狭くなる狭くなる。ただ誇示はしたくない、と言い続けてはいたい。きっと折り合いは付かないだろうから。