20060626 0:21

冷たい頬/謝々!

冷たい頬/謝々!


考えてみればこのふたつの言葉以外は出てこない。何かスイッチがかかったように黙り込む。既に癖になりつつある。自分に非が無いことが無い。それ故黙りこくってしまう。『分かってはいるのだが』の言葉には何の内省も含まれない。仮想現実で真相を理解しようと足掻いたところで具現化されるわけでもなく、そのうえどこか排斥しているところもあり、そこから自然に抜け出し、溢れて満ちることを時計を見ながら待っている。『変わらなかった』これもまた内省の意志は微塵も感じられず、言い訳にもなりやしない。


ジョゼと虎と魚たち(Oirginal Sound Track)

ジョゼと虎と魚たち(Oirginal Sound Track)

THE WORLD IS MINE

THE WORLD IS MINE


好奇心から成ることが多く、それが引き金と成って今に至る、てなことも多い。そのたびに謝りながら、どこか心で有り難うなんて思いながら、次へと進む。記憶であろうが身体であろうが何が思いを繋げようと断絶するまではそのロープを握り、放そうとしない。悪いことではない、当たり前のことなのだ。それは甘美なもので、美徳とされるところもあるが、実のところそれは全ての行動の原理となっていて、至極自然な、透明なものなのだという憶測。憶測。


初花凛々 (初回限定盤)

初花凛々 (初回限定盤)


現状とはまるで違うけれど、これは幸せそうで楽しそうなのに、なんでこんなに悲しい感じがするのだ?影を振り払う様もそうだ、HELLOと連呼するのもそうだ。その根底にあるものが寂しく、悲しく、痛烈なものなのだ。マイナスからプラスに移行するその様が健気で、健気過ぎて悲しくなってしまう。


話は戻るが好奇心が戻ったのは捨てた探究心を取り戻したからだ。昔捨てた痛々しい茨の道の探究心を取り戻したからだ。以前よりかは環境も変わり、捉え方も変わっていたので、それは今の自分にとって単純に好奇心を生み出している。昏睡から目覚めたようだ。

しかし遅過ぎたのだ。